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まつ毛は切るか?切らないか?
こんにちは。東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
色々なカットスタイルがあり、日々勉強の毎日です。
その中で、まつ毛を伸ばすスタイルというのがありますが、伸ばした方がいいのか?悪いのか?という質問をいただく事があります。
犬のまつ毛は、人と同じで、ホコリなどが入らないようにしたり、乾燥を予防したりという役割があります。
そのため、適度にあると良いと思いますが、だからといって絶対に切ってはいけないという訳ではないです。
まつ毛を伸ばすスタイルは、見た目の部分が大きいため、好みに合わせて調節すると良いのではないでしょうか?(テリアの場合、抜いてしまうこともあります)
まつ毛が伸びやすい犬種としてはシーズー、ミニチュアシュナウザー、ドゥードルなどがあげられます。
プードルやマルチーズなどの他の犬種もある程度は伸びますが、例えばマルチーズの場合、まつ毛も白いので、伸びてもあまり目立たない場合があります。
個人的な意見ですが、体の毛とまつ毛の毛の色が異なるワンちゃんの方が、伸ばすスタイルは似合うように感じます。
まつ毛が長いとエレガントな印象になり、短いと目が大きく見えるといいう違いもあります。
また、長すぎると下に落ちて見えてしまうので、ちょうどカールするところの長さにすると、上に上がって華やかに見えると思います。
余談ですが、以前海外のコトンテストの映像で、目の上の毛をまつ毛に見た立て、つけまつ毛のように作り上げているシーズーを見ましたが、まつ毛一つでも奥が深いなと感じました。
犬の美容室NORWICH 矢羽
乾燥の季節は保湿が大切。
こんにちは、東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
今日は少し暑くなりましたが、湿度も下がり、過ごしやすい季節になりました。
そして、そんな秋~冬にかけて気を付けたいのが乾燥です。
私も、すでに手や顔のカサカサを感じていますが、これはワンちゃんも同じで、乾燥は要注意です。
乾燥すると、皮膚のバリア機能が落ちる⇒外からに刺激に過敏になる⇒痒くなる⇒搔いてしまう⇒さらに皮膚が悪くなる…というようなことが起ってきます。
なので、そうなる前に、しっかり保湿をして、予防をするのがおススメです。
当店では、保湿メニューをご用意していますので、是非お声がけください。
保湿シャンプーというものもありますが、通常のシャンプーと比べると保湿はするものの、やはり十分ではないことが多いです。
また、リンスやコンディショナーで保湿が出来るかというと、モノにもよりますが、皮膚ではなく被毛をケアするものがほとんどのため、シャンプー+リンス+保湿というのが理想的です。
どんな保湿剤があるの?ということですが、軟膏タイプ、ローションタイプ、液体タイプ、ムースタイプなど様々で、内容も、水分が外に逃げにくくするもの、保湿を助けるもの、皮膚に元々ある成分(セラミドなど)そのものなど、色々あります。
じゃあどれがいいの?というと、皮膚が悪い子に関しては、獣医さんと相談してもらうのがベストです。
健康な子の場合は、内容は使用してみて、その子に合うものを選ぶ形になると思いますが、個人的には、全身に使用する場合はスプレータイプや入浴後にかけ流すタイプが使いやすく、局所的には軟膏タイプなどの少し粘度のあるタイプが使いやすいと感じます。
以前も書きましたが、犬の皮膚は人間の赤ちゃん位デリケートです。
乾燥が強くなる前に、是非保湿にも目を向けてみてください。
犬の美容室NORWICH 矢羽
今年も競技会。
こんにちは。東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
今年のトリミング競技会の案内が届いたので、さっそく申込用紙を記載しました。
途中、皮膚トラブルが起きるなど、なかなかコートが上手く管理できませんでしたが、とりあえず、競技会前、なんとかこのくらいには持っていけました。
さあ、ここから2か月、ビタッと良い毛が生えてきてくれると良いのですが…。
カット犬種と違い、テリアは逆算してコートを作っていかないといけないので、それが面白い反面、とても難しいです。(カット犬種もただ伸ばすだけでなく、毛をキレイに伸ばすために定期的なお手入れは必要です!)
テリアの先生には競技会前のコートの持っていき方などアドバイスをいただいていますが、なんでこんなに上手くいかないんだろうと悩む日々ですし、いざやるぞと思っても、やはり不安ばかりが頭をよぎるものです。
おまけに、キョーコちゃんはかなり神経質なので、前回、私の緊張を感じ取ったせいか、今まで出来てたのに突然のヤメテモードというのがあったので、そんな思い出も不安要素に…。
でも、誰かが、「本当はネガティブで挑戦とかしたくないタイプだけど、恥をかいてやることにしている」というのを聞いて、私も恥をかくのは当然くらいの気持ちで頑張りたいと思います。
余談ですが、私は常にキレイにしておきたいタイプなので、2か月伸ばすというのは、結構苦痛だったりします(笑)
犬の美容室NORWICH 矢羽
犬は寒さに強い?
こんにちは、東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
急に寒くなってきましたね。
秋服を買おうと思っていましたが、すぐに寒くなりそうなので、冬服を買おうと思います。
さて、寒くなる=犬には快適な季節、犬は寒さに強い…と思われがちですが、実際のところどうでしょか?
うちの子を見ていると、夏よりも冬の方が動きが良いように見えますが、冷え込んだここ数日、夏場は床で寝ているキョーコちゃんが、私の布団に入ってくるようになりました。
それを見て、やっぱり寒いものは寒いんだなと思いました。
現代の飼い犬は、屋内の安定した環境で生活をしていることもあり、体温調節があまり得意ではなくなっていると言います。
また、大型犬に比べ、小型犬は冷えやすく、寒さに弱いです。(小さいので体の中枢まですぐに冷えてしまうため)
コートによっても違い、イタグレやボストンテリアのような短毛とシベリアンハスキーのような密度のあるダブルコートでは、見た目でも分かるように、冷え方が違います。
では、寒いと何がいけないかというと、ただ可哀そうというだけではなく、人間と同じで、冷えることで免疫力が低下したり、持病が悪化したりする可能性があるということです。
人も、寒いと風邪をひきやすくなったり、お腹を壊したり、関節が痛くなったりすることがあると思います。
それは犬も一緒です。
特にシニア犬は、自分で暖かい所にいけなかったり、気付かないうちに冷えてしまうということもあると思うので、寒くなるこれからの時期、私もシニア犬がいる身ですので、お互い気を付けていきましょう。
とりあえず、うちのコタロー(13歳半)は、私が帰る時間になると玄関から動かないらしいので、暖かいベッドを玄関に置こうと思います。
犬の美容室NORWICH 矢羽
ノーリードについて。
こんにちは。品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
今日は、風が強く、風がたまりやすい当店の前は、すぐに落ち葉がいっぱいになってしまい、掃除が大変ですが、秋を感じる今日この頃です。
最近は少ないですが、たまにノーリードでお散歩をしているワンちゃんを見かけます。
ハイシニアや病気でスタスタどこかに行ける状況じゃない時に、ちょっと気分転換に家の前をウロウロさせる程度なら、私もやったことがありますが、やっぱり元気な子のノーリードは、公園の中にいたとしても、車などちょっと心配になってしまいます。
そして、「うちの子は大丈夫よ。」と言われるパターンが多いのですが、これに対していつも思うのが「うちの子はやります。」ということ。
躾がどうのというより、やはりウチの子の根底はテリアなので、急に近づいたりすると攻撃とみなしてやり返す可能性があります。
また、本当に良い子でも、病気の影響で急に怒りっぽくなったり、体調が良くなくて我慢がきかなくなったりというのも見ているので、絶対大丈夫というのは無いのかな…とも感じます。
とはいえ、昔よりは全然増えましたが、日本は犬が遊べるところが少ないので、もっと増えるといいなとは常々思います。
じゃあ海外だと、犬はどこでもOKで、ノーリードで過ごしているのか?というと、実はそういうこともないそうです。
逆に、ダメなことろではしっかりリードを付けるのが普通で、北欧の方だと、犬が入っていい悪いが結構ハッキリしているそうです。
電車なども、犬が乗っていい場所が決まっていたりもします。
これは、犬が嫌いな人にも配慮することで、犬との生活をより快適にするという、犬との生活が進んでいるからこその考え方なんだなと感じました。
犬も飼い主も、犬が好きじゃない人も、快適に過ごせる世の中になってくれると良いなと思います。
犬の美容室NORWICH 矢羽