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アメリカンコッカ―スパニエルの研修に行ってきました。
こんにちは。東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
昨日はお休みをいただき、トリマーの義務研修というものに行ってきました。
これは、JKCトリマーの資格を持っている人が参加する研修で、年に一回開催され、また参加しないと資格が保持資格という形になってしまいます。
保持資格だと、上の資格を取れなかったりするようなので、競技会や上の資格を取りたい場合は、必須の研修です。(研修に出なくても、競技会に出れば大丈夫です。)
今回は、前半はトリミングの歴史についての話だったり、なかなか奥深かったです。
昔の日本は、犬を手入れするという文化はなかったようなので、最初に始めた方は、本当、凄いなと思いました。
そして、コッカ―については、基本的な部分を重点的に説明してくれました。
トリマーをしていても、なかなかやる機会の少ないアメリカンコッカ―なので、改めてアメリカンコッカ―のトリミングの復習が出来て良かったです。
写真ぐらいのフルコートの子はなかなかいないですが、基本を元に、コッカ―らしく、且つお客様の要望にお応えしてきたいなと感じました。
ちなみに、学生時代、コッカ―の先生が、写真位のフルコートの場合、3日おきでシャンプーをすると言っていました。
そうしないと毛玉が出来てしまうと…、毛玉が出来る前に洗った方が楽だと…。
我が家のスコティッシュテリアのキョーコちゃんも飾り毛はありますが、シャンプーは2週間おきですし、その間隔でも毛玉は出来ない(出来ても簡単にほどける)ので、やはりコッカ―はお手入れが大変な犬種の一つだなと感じる今日この頃でした…。
犬の美容室NORWICH 矢羽
ワンちゃんのお洋服。
こんにちは。東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
いよいよ寒くなるようですが、衣替えはお済でしょうか?
私は、冬布団を干そうと思っているのですが、天気が悪い日が続いておりまだ出来ておらずです…。
そして、ワンちゃんも冬になるとお洋服を着せる方も多いのではないでしょうか?
お洋服については、意見が分かれるかもしれませんが、保温は勿論、抜け毛を予防したり、汚れを予防したり、夏だと虫や紫外線を防いだりと、メリットもあります。
ただ、一日中着せておくというのは、皮膚の通気性が悪くなったり、体温調節が上手くできなかったりするので、おススメはしません。
また、服と毛が擦れることで毛玉も出来やすくなります。
服を着ることが多い子の場合は、服が当たる部分は短い方がお手入れはしやすいです。
でも、長いスタイルの方が好きな場合もあると思いますので、その場合は、体は短くするにしても、例えば、ブーツカット(足の付け根を絞ったスタイル)にしたり、足の途中までは短くし、先を丸いポンポンにすることでも、毛玉の出来やすさは変わりますし、見た目にも短すぎると感じにくいのではないでしょうか?
おパンツカットも、体は短くすることが多く、ワンピースみたいなお洋服だと、いい感じにおパンツ部分とスカートが重なりカワイイと思います。
このように、お洋服に合わせてカットを工夫することも出来ますので、是非、ご相談ください。
余談ですが、私は犬の服はほとんど持っておらず、外出や旅行で必要な場合に着せる程度です。
特にキョーコちゃん(スコッチ)は、着せるとイヤすぎて凶悪になるので諦めました(笑)
犬の美容室NORWICH 矢羽
まつ毛は切るか?切らないか?
こんにちは。東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
色々なカットスタイルがあり、日々勉強の毎日です。
その中で、まつ毛を伸ばすスタイルというのがありますが、伸ばした方がいいのか?悪いのか?という質問をいただく事があります。
犬のまつ毛は、人と同じで、ホコリなどが入らないようにしたり、乾燥を予防したりという役割があります。
そのため、適度にあると良いと思いますが、だからといって絶対に切ってはいけないという訳ではないです。
まつ毛を伸ばすスタイルは、見た目の部分が大きいため、好みに合わせて調節すると良いのではないでしょうか?(テリアの場合、抜いてしまうこともあります)
まつ毛が伸びやすい犬種としてはシーズー、ミニチュアシュナウザー、ドゥードルなどがあげられます。
プードルやマルチーズなどの他の犬種もある程度は伸びますが、例えばマルチーズの場合、まつ毛も白いので、伸びてもあまり目立たない場合があります。
個人的な意見ですが、体の毛とまつ毛の毛の色が異なるワンちゃんの方が、伸ばすスタイルは似合うように感じます。
まつ毛が長いとエレガントな印象になり、短いと目が大きく見えるといいう違いもあります。
また、長すぎると下に落ちて見えてしまうので、ちょうどカールするところの長さにすると、上に上がって華やかに見えると思います。
余談ですが、以前海外のコトンテストの映像で、目の上の毛をまつ毛に見た立て、つけまつ毛のように作り上げているシーズーを見ましたが、まつ毛一つでも奥が深いなと感じました。
犬の美容室NORWICH 矢羽
乾燥の季節は保湿が大切。
こんにちは、東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
今日は少し暑くなりましたが、湿度も下がり、過ごしやすい季節になりました。
そして、そんな秋~冬にかけて気を付けたいのが乾燥です。
私も、すでに手や顔のカサカサを感じていますが、これはワンちゃんも同じで、乾燥は要注意です。
乾燥すると、皮膚のバリア機能が落ちる⇒外からに刺激に過敏になる⇒痒くなる⇒搔いてしまう⇒さらに皮膚が悪くなる…というようなことが起ってきます。
なので、そうなる前に、しっかり保湿をして、予防をするのがおススメです。
当店では、保湿メニューをご用意していますので、是非お声がけください。
保湿シャンプーというものもありますが、通常のシャンプーと比べると保湿はするものの、やはり十分ではないことが多いです。
また、リンスやコンディショナーで保湿が出来るかというと、モノにもよりますが、皮膚ではなく被毛をケアするものがほとんどのため、シャンプー+リンス+保湿というのが理想的です。
どんな保湿剤があるの?ということですが、軟膏タイプ、ローションタイプ、液体タイプ、ムースタイプなど様々で、内容も、水分が外に逃げにくくするもの、保湿を助けるもの、皮膚に元々ある成分(セラミドなど)そのものなど、色々あります。
じゃあどれがいいの?というと、皮膚が悪い子に関しては、獣医さんと相談してもらうのがベストです。
健康な子の場合は、内容は使用してみて、その子に合うものを選ぶ形になると思いますが、個人的には、全身に使用する場合はスプレータイプや入浴後にかけ流すタイプが使いやすく、局所的には軟膏タイプなどの少し粘度のあるタイプが使いやすいと感じます。
以前も書きましたが、犬の皮膚は人間の赤ちゃん位デリケートです。
乾燥が強くなる前に、是非保湿にも目を向けてみてください。
犬の美容室NORWICH 矢羽
今年も競技会。
こんにちは。東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
今年のトリミング競技会の案内が届いたので、さっそく申込用紙を記載しました。
途中、皮膚トラブルが起きるなど、なかなかコートが上手く管理できませんでしたが、とりあえず、競技会前、なんとかこのくらいには持っていけました。
さあ、ここから2か月、ビタッと良い毛が生えてきてくれると良いのですが…。
カット犬種と違い、テリアは逆算してコートを作っていかないといけないので、それが面白い反面、とても難しいです。(カット犬種もただ伸ばすだけでなく、毛をキレイに伸ばすために定期的なお手入れは必要です!)
テリアの先生には競技会前のコートの持っていき方などアドバイスをいただいていますが、なんでこんなに上手くいかないんだろうと悩む日々ですし、いざやるぞと思っても、やはり不安ばかりが頭をよぎるものです。
おまけに、キョーコちゃんはかなり神経質なので、前回、私の緊張を感じ取ったせいか、今まで出来てたのに突然のヤメテモードというのがあったので、そんな思い出も不安要素に…。
でも、誰かが、「本当はネガティブで挑戦とかしたくないタイプだけど、恥をかいてやることにしている」というのを聞いて、私も恥をかくのは当然くらいの気持ちで頑張りたいと思います。
余談ですが、私は常にキレイにしておきたいタイプなので、2か月伸ばすというのは、結構苦痛だったりします(笑)
犬の美容室NORWICH 矢羽