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ドッグショー②
こんにちは、東京都品川区にあるトリミングサロン「犬の美容室NORWICH(ノーリッチ)」です。
前回はドッグショーについてと見る側について書きましたが、今回は出る側についてです。
※私自身、ドッグショー初心者なので、あくまでも自身が経験したことを記載しています。より詳しく知りたい場合は、ショーブリーダーやプロハンドラーにお問い合わせください。
それでは出る側ですが、どのワンちゃんでもOK…というわけではなかったりします。
出るためにはJKC(ジャパンケネルクラブ)の会員であること、その会員名義で犬が登録されていることが必要になります。(大会によってはマイクロチップの登録など他の規定もあります)
だから、勝てるかは別として、形がスタンダードとかけ離れていても、それが満たされていれば出れるというわけです。
犬の登録=血統書があるということなんですが、それが自分名義である必要があります。(名義変更していなくても、その名義の人が出場申し込みをすれば出れますが…)
ショーの際にワンちゃんを引いてる人をハンドラーと言いますが、自身でやる場合も、会員かその家族かなどの決まりがあるので、出場する際は詳細をご確認くだださい。
そして、条件を満たすワンちゃんは誰でも出れますし、スタンダードのスタイルになっていればいいはいいのですが、審査項目の一つに「キャラクター」という、何か光輝くものという部分がありますし、やはり一番きれいな状態で出場したいところです。
では、いざ出るぞとなったら、どうするか?
まずは前もって歩く練習やショーに向けてのトリミングが必要です。
歩かせるだけでしょ?と思うかもしれませんが、これがまた奥が深く難しい…。
キョーコちゃんは、全然歩けず、歩いたと思ったらしょんぼり状態。普段の散歩はあんなにイケイケなのに😞
リードもお散歩のものとは異なり、それも何種類かあって、しかもそれぞれ引き方が違う…と、もうどうしていいのか…。
試行錯誤しましたが、結局プロハンドラーさんのセミナーに参加し、あっという間に歩けるようになりました…プロは凄いです。
難しいだけでなく、台での審査の支え方だったり、歩く種類も一種類ではないので、基本的な知識と練習は必要になります。
トリミングについても、前日にキレイにすればよいわけではなく、毎日、毎週とスケジュールに合わせて作り上げていくので、自身でやる場合でも、まずはその犬種のショーをやっている方に教えてもらえると良いと思います。
準備万端となったら、出場するショーの申し込みをします。JKCのホームページなどにドッグショーの日程が出ているので、どのショーに参加するか選び、問い合わせして支払い方法など確認してください。(出場するにはお金がかかります)
そして、申込書なんですが、これもJKCのホームページなどに掲載されています。ただ、まず最初に、これを書くのに四苦八苦するという(笑)
私は、これで合っているのか?と不安になりながら記載・提出しましたがなんとか大丈夫だったので、何とかなるもんです。
当日になったら、出場までワンちゃんの準備や受付を行います。もちろん休憩したりご飯食べたりしても大丈夫です。
私はブリーダーさんの紹介で、ショーをされている方のパドック(犬の待機・準備場所のようなもの)にご一緒させてもらいましたが、一人の場合はフリーパドックを利用したりします。ただ、実際に参加して感じたのは、一人だと、緊張もするし何がどうなっているのか訳が分からなくなりますし、電源などの道具も揃っていますしで、最初は、慣れている方と一緒だと安心なのかなと思います。
そして、受付でゼッケンや予定などをもらえると思うので、それを確認し、順番になったら、いざ出陳!(今まで出場と書いていましたが、正確には出陳と言います。)
出る前にジャッジ(審査員)がどういう順番で審査をしているか見ておくと、goodです。
犬種ごとの審査(オス・メスに分かれます)→グループでの審査(テリアなら3グループ)→グループのトップ(1~10グループなので10頭)→オス・メスのトップの決勝
こんな流れになりますが、パピーがあったり、チャンピオンとの比較があったりと、正直細かい部分は私もまだまだ勉強が必要ところなので、一度出てみてチャンピオンを目指したくなったら、どんどん突き詰めていけばよいと思います。
なので、ショーは敷居が高そうに見えますし、私も今も馴染んでないなと感じる部分はありますが、最初は愛犬とのチャレンジの一つとして楽しく参加していただくのが良いのではないかと存じます。
最後に、良くあるお立ち台でポーズして撮っている写真は、自己申告で撮りに行くものなので、うっかり撮り忘れないように注意です💨
犬の美容室NORWICH 矢羽